富士通の薮田さん、HPの湯本さん、が訳された新刊、
です。
本書の話は、2/21のJaSSTの講演で富士通の薮田さんが話されていました。以下は、その時の講演「テストプロセスの評価と改善」についてのマインドマップです。
前半がソフトウェアテストの風景、ということで、歴史をふまえてお話されました。環境・ツールは劇的に変わったけれど、考え方については、MYERS から全く変わっていない。という話。
後半が、前半の標準化の話を引き継いで、オランダTMAPと強いつながりがある、TPI について。そして、もうすぐ日本語版がでる、TPI NEXT について詳しくお話して頂きました。キーエリアを少なくし、ビジネス指向でカスタマイズできる、というのが面白く感じました。
本書の中には、繰り返し型開発とテストの関係、アジャイルとテストの関係についてもしっかり言及さてていて、「アジャイル原則とBDTPIの対応づけと考察」があります。特に、アジャイルの原則、
やる気のある人個人を集めてプロジェクトを構築すること。必要な環境と支援を与え、仕事を任せること
を、アジャイル環境におけるテスト活動の心構えとして、そこからBDTPIの適用指針を解説しています。