書籍『図解線形代数:ストラング流直感的理解』の特設ページです。
線形代数は、さまざまな数学への入り口であるとともに、現代のAIを支える技術を理解するのに必須な教養です。本書は、その理解を体感で助けながら、思考法を身につける新しいタイプの教科書を目指しました。
- 目(図解で理解)
- 手(計算で実感)
- 頭(理論で繋ぐ)
この三つを連動させます。最初の部分の外観はこんな感じです。ここから、一歩一歩組み立てます。

全体構成
本書の構成です。全8章のうち、1章、2章が下準備で代表的概念を理解します。3章は基礎理論になっていますが、純粋数学的な部分が多いので応用に興味がある方は飛ばしてください。4章からが具体的な理論を例題、計算、図解を使って習得していきます。

「4つの部分空間」を横軸に通しながら、「5つの行列分解」を解説することで学習を進めます。
- 4つの部分空間 = 列空間、零空間、行空間、左零空間
連立方程式の解の構造や、ランク、逆行列、射影、最小2乗解、擬似逆行列などを考える世界地図になります。 - 5つの行列分解 = $LU$分解(4章)、$CR$分解(5章)、$QR$分解(6章)、固有値分解$X\Lambda X^{-1}$(7章)、特異値分解$U\Sigma V\transp$(8章)
それぞれの分解を通じて、線形代数の重要な概念を学びます。


まえがきと目次および第1章先頭数ページ部分、および正誤表は、こちらから閲覧できます(近代科学社の書籍サイトからも見ることができます)。
「補遺」・「解答付き問題集」
本書は、定理の本格的な証明を含んでいますが、本書に書ききれなかった部分は「補遺」として、さらに、本書中の問には「解説付き問題集」を用意しました。特に問題集は解答だけでなく、問自体と解説も含めていますので、ある程度独立しても読めるようになっています。以下からPDFとしてダウンロードできます(近代科学社の書籍サイトの末尾「読者サポート」内にもリンクがあります)。


トピックス
ここでは、この教科書のトピックを短い記事で紹介していきます。以下に、これまでのトピックスを紹介します。
4つの部分空間
これは何? 書籍『図解線形代数:ストラング流直感的理解』から、トピックを紹介する短い記事です。その中から、線形…
CR分解 – 行と列のランクはなぜ等しいか
これは何? 書籍『図解線形代数:ストラング流直感的理解』から、トピックを紹介する短い記事です。今回は、「行列の…
その他のトピックス
直接本書に関係ないですが、おもしろい線形代数のトピックスです。